私は ViviCam 5050 購入と同時に GIZMON マクロレンズも購入しました。 ViviCam 5050 本体にはマクロ撮影と通常撮影を切替えるスイッチがついていて被写体に 10 cmほど寄ってのマクロ撮影が可能です。しかしGIZMON マクロレンズをViviCam 5050につければ被写体に 1 ~ 2 cm 5 cm(*) ほど寄って撮影できるため、 ViviCam 5050 本体付属のマクロ機能より、もっと小さな被写体を大きく撮影することが可能です。
<私の ViviCam 5050 に GIZMON マクロレンズをつけたときの様子 (iPhoneで撮影)>
GIZMONマクロレンズを使うと、下の写真のように直径 1 cm ほどのカスミソウの雄しべの 1 本 1 本がはっきりと写るくらいの大きさで撮影できます。そして背景まで距離があると、形がぼやけて光が円形に写る、いわゆるボケ( Bokeh )のある写真になります。
via www.flickr.com
また、私はカメラやレンズの仕組みに詳しくないので実際のところはどうかわかりませんが、GIZMONマクロレンズをつけて撮影すると、つけずに普通に撮影した風景写真などと比べて、写真の解像感というかキメの細かさがすごく向上
するように思います。下の写真もViviCam 5050にGIZMONマクロレンズをつけてファービー人形の目をアップで撮影したものですが、くっきり写っていて、なんだか私には(いい意味で)トイデジ
で撮影した写真という感じがしません。
via www.flickr.com
ところで、GIZMONマクロレンズをつけて撮影するときは、手ぶれの影響を受けやすいです。シャッターボタンを押した振動によって、ほぼブレた写真になってしまいます。そのため、私はViviCam 5050のSelfTimer機能を 2 秒に設定して撮影しています。そうすればシャッターボタンを押したときの振動の影響を受けず、ブレはかなり軽減されます。ただ、それでも心臓の鼓動の影響のせいか私の手の筋肉が衰えているせいかはわかりませんが、手の振るえなどで若干ブレてしまいます
。
そこで、私は何かの上に置くか、もしくは何かに固定して、さらにSelfTimer機能を 2 秒に設定して撮影しています。そうすればバッチリクッキリなマクロ写真が撮れると思います。しかしそうなると、気軽にスナップという感じではなく、準備して撮影という感じになってしまうので、私にはちょっと敷居が高く(=気分的に面倒)、残念ながらGIZMONマクロレンズの出番はちょっと少ないです
。でも、すごい写真が撮れるので、なんとか活用していきたいと思っています
。
* 改めて確認したら、ピントがあうのがレンズの中心でだいたい 5 cmくらい、レンズの外側で 5 ~ 6 cmくらいでした(外側のほうがピントが合いやすい気がしました)。下の写真はさきほどViviCam 5050にGIZMON マクロレンズをつけて実際に撮影したものです。暗かったためかノイズが目立ちDoFもきれいじゃないです。(2009/09/27に訂正・追記)
私が ViViCam 5050 で撮影した写真は Microblog に掲載しています。:Photos:ViviCam 5050
コメント